江戸時代

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御朱印考察

浄土真宗と御朱印(5)

江戸時代の浄土真宗の順拝帳を見ると、他宗の納経帳とは大きく異なる特徴があります。そのあたりから、浄土真宗と御朱印について、もう少し考えてみたいと思います。
文政8年『神社仏閣順拝帳』

四国22番 平等寺〈文政8年〉

文政8年『神社仏閣順拝帳』 四国22番 白水山 医王院 平等寺 阿波国那賀郡北荒田野村(徳島県阿南市新野町) 四国8日目は22番平等寺まで。平等寺は21番太龍寺と23番薬王寺の中間となるため、かつてはここで宿泊する遍路が多く、門前は遍路宿で...
文政8年『神社仏閣順拝帳』

四国21番 太龍寺〈文政8年〉

文政8年『神社仏閣順拝帳』 四国21番 舎心山 常住院 太龍寺 阿波国那賀郡加茂村(徳島県阿南市加茂町) 弘法大師の『三教指帰』に「阿国太龍嶽にのぼりよじ、土州室戸崎に勤念す。谷響きを惜しまず、明星来影す」とある太龍嶽は四国20番太龍寺のこ...
御朱印考察

浄土真宗と御朱印(4)

本願寺派・大谷派を含む浄土真宗の御朱印の歴史は江戸時代にまでさかのぼります。二十四輩や越後七不思議など、古くからの巡拝コースがあることを考えれば不思議ではないのですが。 ともかく論より証拠で、実例を見ていきたいと思います。
文政8年『神社仏閣順拝帳』

四国20番 鶴林寺〈文政8年〉

文政8年『神社仏閣順拝帳』 四国20番 霊鷲山 宝珠院 鶴林寺 阿波国勝浦郡鶴敷地村(徳島県勝浦郡勝浦町生名) 四国8日目は20番鶴林寺から。標高約550mの鶴林寺山の頂にあり、「一に焼山(12番焼山寺)、二にお鶴(20番鶴林寺)、三に太龍...
文政8年『神社仏閣順拝帳』

四国19番 立江寺〈文政8年〉

文政8年『神社仏閣順拝帳』 四国19番 橋池山 地蔵院 立江寺 阿波国那賀郡立江村(徳島県小松島市立江町) 四国7日目は立江寺まで。四国八十八ヶ所には、各国ごとに関所寺とされる寺院があります。悪事を犯した遍路や邪悪な心を持つ遍路は罰を受ける...
文政8年『神社仏閣順拝帳』

四国18番 恩山寺〈文政8年〉

文政8年『神社仏閣順拝帳』 四国18番 母養山 宝樹院 恩山寺 阿波国勝浦郡田野村(徳島県小松島市田野町) 母養山恩山寺は弘法大師が御母公・玉依御前に孝養を尽くしたということからその名がつけられたと伝えられています。
文政8年『神社仏閣順拝帳』

四国17番 妙照寺〈文政8年〉

文政8年『神社仏閣順拝帳』 四国17番 瑠璃山 真福院 妙照寺 阿波国名東郡井戸村(徳島県徳島市国府町井戸) 四国17番はもともと正式名称を妙照寺といいますが、井戸寺(井土寺)の通称で知られていたようです。井戸寺を正式名称とするのは大正5年...
文政8年『神社仏閣順拝帳』

四国16番 観音寺〈文政8年〉

文政8年『神社仏閣順拝帳』 四国16番 光耀山 千手院 観音寺 阿波国名東郡観音寺村(徳島県徳島市国府町観音寺) 阿波国分寺から約2km、旧伊予街道沿いに16番観音寺があります。境内は狭いものの、堂々たる山門が印象的です。
文政8年『神社仏閣順拝帳』

四国15番 阿波国分寺〈文政8年〉

文政8年『神社仏閣順拝帳』 四国15番 薬王山 金色院 国分寺 阿波国名東郡矢野村(徳島県徳島市国府町矢野) 15番阿波国分寺は四国八十八ヶ所の中で唯一の曹洞宗の寺院。14番常楽寺からは1km足らずの道のりです。
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