四国8番 熊谷寺〈文政8年〉

文政8年『神社仏閣順拝帳』
四国8番 普明山 真光院 熊谷寺
阿波国阿波郡土成村(徳島県阿波市土成町土成)

四国8番熊谷寺の納経

熊谷寺といえば、四国霊場中最大といわれる仁王門が印象的です。この門は貞享4年(1687)の建立なので、太郎助もくぐったことだろうと思います。

寺伝によれば、弘仁6年(815)弘法大師がこの地を訪れ、閼伽ヶ谷で修業をされている最中、紀州の熊野権現が現れて「永く衆生済度の礎とせよ」と告げ、1寸8分(約5.5cm)の黄金の観音像を授けられました。

そこで大師は一刀三礼して等身大の千手観音の像を刻み、授かった観音像を胎内に納めました。そして一宇を建立し、本尊として祀ったのが熊谷寺の開創と伝えられます。

本堂は昭和2年(1927)の火災で焼失し、その後再建されたものですが、境内には仁王門をはじめ、宝永2年(1707)建立の大師堂、安永3年(1774)建立の多宝塔など、太郎助が巡拝したときに目にしたであろう建築物が今も残っています。

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熊谷寺の納経

四国8番熊谷寺の納経

『順拝帳』を見ると、墨書部分は版木押しで、右から順に

「奉納」
「本尊千手観音」
「普明山」「熊谷寺」
「酉三月十四日」

中央に朱印はありません。右上の印は「四圀第八霊窟」で、「四」「第」「霊」が白地に朱の文字、「圀」「八」「窟」が朱の地に白抜きの文字という凝った印です。「國」ではなく「圀」を使うのも珍しいと思います。左下の印は「眞光院」。

熊谷寺の概要

普明山 真光院 熊谷寺
現名称:普明山 真光院 熊谷寺
御本尊:千手観世音菩薩
創建年代:弘仁6年(815)
開山:弘法大師
所在地:阿波国阿波郡土成村(徳島県阿波市土成町土成)
宗派等:高野山真言宗
http://www14.ocn.ne.jp/~kumadani/(※リンク切れ)

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