東京福めぐり 八社開運さんぽ

さる7月3日、7月1日から始まった東京福めぐり 八社開運さんぽを巡拝、御朱印をいただきました。

専用折j帖

東京福めぐりは都営地下鉄浅草線沿線にある八つの神社を巡拝するというもので、専用の折帖…小型の金屏風のような感じ…に各社の御朱印をいただきます。

参加している神社は以下の通り。
1.浅草神社(台東区浅草)
2.鳥越神社(台東区鳥越)
3.福徳神社(中央区日本橋室町)
4.波除稲荷神社(中央区築地)
5.烏森神社(港区新橋)
6.高輪神社(港区高輪)
7.戸越八幡神社(品川区戸越)
8.上神明天祖神社(品川区二葉)
東京福めぐり公式サイト:http://tokyo29meg.com/

特に順番は決まってないものの、北の浅草神社または南の上神明天祖神社から順番に参拝すると便利です。ただし今回は夏詣の御朱印拝受と兼ねたため、各神社の状況(限定御朱印授与に伴う混雑等)を考慮して変則的な順番で参拝しました。

東京福めぐり 八社開運さんぽの御朱印

表紙

表紙。

満願印・浅草神社

八社開運さんぽの印は満願した神社でいただきます。

浅草神社は中央に三つ網の神紋、右上に「東京浅草」、左下に「浅草神社」(艸=草)。

鳥越神社・波除神社

鳥越神社は中央に「鳥越神社之印」、上に七曜紋、下に月星紋。

波除稲荷神社は中央に「波除神社」の朱印、上に包み抱き稲の神紋。

福徳神社・烏森神社

福徳神社は中央に抱き稲の神紋、左下に神社の別名である「芽吹稲荷」。

烏森神社は中央に稲をくわえた烏の紋、右上に「東京新橋鎮座」、左下に「烏森神社」。烏森神社の本来の神紋は三つ巴ですが、それとは別に神社の由緒を表した烏と森の神紋も使われており、最近はその中の烏のみを使うことも多いようです。

高輪神社・戸越八幡神社

高輪神社は五七桐と十六菊の御紋。高輪神社の神紋である抱き稲と三つ巴は他社と重複するため、境内社・太子宮の神紋を使っているそうです。

戸越八幡神社は上に三つ巴の神紋、下に「戸越八幡神社」。

上神明天祖神社・日付

上神明天祖神社は中央に雨龍と七つ蛇の目の神紋、右上に「へびくぼ(蛇窪)」、左下に「天祖神社」。

日付は満願した神社で書いていただきます。

神様と縁結び 東京ステキな神社の御朱印ブック (ブルーガイド)神様と縁結び 東京ステキな神社の御朱印ブック (ブルーガイド)

東京福めぐり 参拝記

東京福めぐり 八社開運さんぽ、手頃な神社めぐりとしてはなかなかいいのではないかと思い、まずは自分で体験しようということで、夏詣の御朱印拝受に合わせて巡拝することにしました。都営地下鉄の一日乗車券を使うとお得にまわることができます。

通常であればそれほど時間はかからないはずですが、浅草神社・上神明天祖神社が夏詣の限定御朱印、烏森神社が七夕の限定御朱印を授与しているため、状況によっては一日での満願は難しいかも知れないと思いましたが、無事に満願できました。

浅草神社

浅草神社

まずは浅草神社から。夏詣の限定御朱印を合わせて拝受しました。朝一番の混雑が終わっていたためか、それとも夏詣三日目だったからか、それほど待つことなく拝受できました。

当初の予定ではそのまま上神明天祖神社に向かうつもりでしたが、ふと思いついて、先に鳥越神社を参拝することにしました。理由は特にありません。

鳥越神社

鳥越神社

参拝時、ちょうどご祈祷中で少し待ちました。余分な時間がかかったわけですが、結果としてはこれがプラスに働きました。

上神明天祖神社

上神明天祖神社

夏詣の御朱印拝受を兼ねての参拝。神社に着くとすでに行列ができていました。この日の参拝で一番時間がかかったのがこちらで、6月に夏越大祓の御朱印を拝受した時より長くかかりました(8月の己巳の日はもっと大変でしたが…)。

戸越八幡神社

戸越八幡神社

住宅街の中にありますが、木陰に覆われた風が通り、厳しい日差しを逃れて一息つくことができました。

最近、御朱印に力を入れるようになったようで、夏限定の御朱印も授与しています。が、この時点ではそれを知らずに東京福めぐりの御朱印のみ拝受。後日、再度参拝してそちらもいただきました。

高輪神社

高輪神社

泉岳寺駅からすぐとはいえ、焼け付くような日差しの下ではその距離でも消耗します。御朱印をお願いすると、麦茶の接待をしていただき、おかげで息を吹き返しました。

太子宮

上にも書きましたが、高輪神社の神紋は抱き稲と三つ巴。抱き稲はもともと稲荷神社であったことによるもの、三つ巴は合祀の八幡神社の神紋ではないかと思います。しかし、福めぐりでいただく御朱印は、境内社・太子宮の五七桐と十六菊の御紋。理由を伺ったところ、御本社の神紋では他社と重複するからということでした。

烏森神社

烏森神社

上神明天祖神社で話した方から、烏森神社はかなりの行列ができていると聞いて、こちらは後日の参拝にしようかと思ったのですが、一応様子を見にいくことにしました。すると、限定御朱印の当日分は終了したということで行列はなくなっていました。おかげですぐに拝受することができたわけです。

失敗かと思った鳥越神社での余分な時間のおかげで当日のうちに満願できたというわけでした。

波除稲荷神社

波除稲荷神社

都営浅草線での波除稲荷神社の最寄り駅は東銀座ですが、厳しい日差しの下はなるべく歩きたくないと思い、都営地下鉄の一日乗車券が仕える都営大江戸線の築地市場駅を使うことにしました。

新橋駅から地下を通って大江戸線の汐留駅へ、そこから築地市場駅へ。波除神社までの道は築地市場を訪れた観光客で盛況でした。

福徳神社

福徳神社

満願は福徳神社になりました。限定御朱印で人気の福徳神社ですが、氏子がいないために神社の維持も大変で、宮司さんのお話によれば、日本橋室町の再開発で再興される前は神社の存続も難しいと考えていたそうです。それだけに気合いが違うというか、何時間待ちでも御朱印が欲しいと思わせるのは、そういう神社側の気持ちが伝わるからだろうと思います。

福徳神社は通常の御朱印授与で手一杯のため、東京福めぐりの御朱印については自分で押印するという形でした。

ただ、私はこちらで満願ということになったため、日付と開運さんぽの朱印をいただかなければならないため、授与所の方の手を煩わせることになりました。たぶん、福徳神社での満願は私が初めてかと。

そういう事情なので、福徳神社での満願はちょっと失敗だったかも知れません。

というわけで、いろいろありましたが無事に満願できました。ありがとうございました。

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