住吉神社(大洲市長浜町)

愛媛県大洲市長浜町大平乙18(Mapion/googlemap

住吉神社(長浜)拝殿

住吉神社(すみよし じんじゃ)
正式名称:住吉神社
御祭神:表筒男命、中筒男命、底筒男命、大帯姫命、大己貴命、事代主命、天照皇大神
創建年代:元和5年(1619)
例祭:10月16日・17日
社格等:旧県社

【御由緒】
元和3年(1617)大洲藩6万石の領主として入部した加藤貞泰は、長浜を大洲城下の外港としました。同5年(1619)沖浦に鎮座していた住吉明神を御楯山の麓(現在の長浜町公民館のところ)に奉遷して住吉大明神と称え、航海の安全と長浜の繁栄を祈願しました(ただし、宮司さんの話に寄れば当初御楯山山上に奉斎し、後に山麓へ遷座したとのこと)。

承応4年(1655)2代藩主・加藤泰興が社殿を造営、祭祀料50俵を寄進。歴代藩主の崇敬篤く、江戸参勤と大祭には藩主が参拝し、小祭には奉行が代参しました。

明治4年(1871)郷社に列格し、「住吉神社」と改称。大正13年(1924)県社に昇格しました。昭和44年(1969)御楯山の麓から山上の現社地に遷座しました。

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住吉神社の御朱印

御朱印は宮司さんのお宅で参拝前にいただきました(宮司さんに予定があったため)。わざわざ御朱印拝受に来る人は滅多にないという話でした。

住吉神社(長浜町)の御朱印

中央の朱印は雲に「住吉神社神璽」のようです。右下は宮司の印。

住吉神社の参拝記

大洲市長浜町(旧・喜多郡長浜町)は肱川の河口にあり、江戸時代は大洲藩の外港として栄えました。旧県社・住吉神社は長浜の町を見下ろす御楯山の中腹に鎮座しています。

愛媛県神社庁のホームページや平凡社の日本歴史地名大系によれば、住吉神社の由緒は次のようなものです。
http://ehime-jinjacyo.jp/?p=3688(愛媛県神社庁/リンク切れ)

元和3年(1617)大洲藩6万石の領主として入部した加藤貞泰は、長浜を大洲城下の外港としました。同5年(1619)沖浦に鎮座していた住吉明神を御楯山の麓に奉遷して住吉大明神と称え、航海の安全と長浜の繁栄を祈願しました。承応4年(1655)2代藩主・加藤泰興が社殿を造営、祭祀料50俵を寄進。明治4年(1871)郷社に列格し、「住吉神社」と改称。大正13年(1924)県社に昇格しました。昭和44年(1969)御楯山の麓から山上の現社地に遷座しました。

宮司さんによれば、この由緒には不正確なところがあるそうです。メモも取らずに聞いただけなので記憶違いがあるかもしれませんが、ざっと次のようなことでした。

加藤貞泰が江戸参勤に向かうため、長浜から出航しようとしたところ、天候不順でなかなか船を出すことができませんでした。船待ちをしていた貞泰が、沖浦にあった社に「無事に出航できれば、江戸より帰った後に社殿を寄進する」と祈願したところ、天候が回復して江戸に向かうことができました。そこで、大洲に戻った貞泰は、御楯山に社殿を建立して遷し祀ったのだそうです。

ただし、沖浦の社は御祭神もわからない小さな社で、住吉の神は江戸からの帰途、大阪の住吉大社から勧請したということでした。その後、御楯山の麓、現在の長浜公民館の所に社殿を建立して山上から遷座しましたが、昭和44年(1969)再び山上へ遷されました。上記の由緒では、もともと山上に祀られていたことが抜けているということのようです。

参拝はお盆で帰省した際。御朱印の有無などがわからなかったため、事前に宮司さんに連絡を取りました。JRで向かう旨を伝えると、伊予長浜駅に着いたら連絡してもらいたいとのこと。駅から連絡して、宮司さんの指示に従い、まずご自宅に伺いました。

神社の登り口と道路をはさんで、宮司さんのお宅がありました。話し好きの宮司さんで、上記の由緒の話や、戦後の石鎚神社・石鎚本教の基盤を作った武智宮司が住吉神社の社家の出身であること、長浜の歴史など、いろいろ伺うことができました。郷土と神社への愛情の深さを感じました。

住吉神社注連柱

神社への登り口に建つ注連柱。なかなか立派なものです。

住吉神社石段と鳥居

100m余り登ると、右手に石段と鳥居があります。石段を登ると社務所や手水舎、蔵などがあって、さらに石段があります。

住吉神社二の鳥居

石段を登り切り、鳥居をくぐると正面に社殿があります。天気はよくなかったのですが、ここで本格的な雨になりました。

住吉神社手水鉢

社殿右側にある石の円柱は手水鉢だそうです。ずいぶん変わった形をしていますが、元は伊予市中山町の三島神社にあった鳥居の柱だそうです。大洲藩2代藩主・加藤泰興がその立派なことに驚き、柱の1本を江戸に持参しようとしましたが、何かの理由で取りやめ、住吉神社に手水鉢として奉納したものだとか。

付近は住吉公園として整備されており、展望台もあります。宮司さんに勧められたこともあり、天気も少し回復してきたので、展望台へ向かうことにしました。

肱川の河口

展望台から見た肱川の河口。冬の肱川あらしで知られています。中央の赤い橋は、日本最古の現役の可動橋・旧長浜大橋です。

住吉公園から伊予灘を望む

天気がよければ、近年「猫の島」として人気の青島も見えるとのことでしたが、残念ながら視界不良で見えませんでした。

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