健御名方富命彦神別神社(水内大社・城山県社)

長野県長野市箱清水1-3(Mapiongooglemap

彦神別神社(長野)鳥居

善光寺の御開帳参拝にあわせ、善光寺とも関わりが深い健御名方富命彦神別(たけみなかたとみのみことひこかみわけ)神社と善光寺七社の一つ・美和神社に参拝、御朱印を拝受しました。両社の御朱印は本務社である武井神社での拝受になります。

御開帳の大変な人出で御朱印帳の受け取りまで約3時間半、その時間を使って、徒歩で武井神社から彦神別神社、美和神社まで参拝、長野電鉄で善光寺下まで戻ってくることにしました。

武井神社で両社の御朱印をいただけることは、前回(平成24年)の参拝時に確認はしていたのですが、この時は宮司さんがお忙しいということで武井神社のみの拝受でした(参拝だけはしていましたが)。

善光寺の本堂から東へ約300m、城山(じょうやま)公園の一角に鎮座しています。彦神別神社、城山県社(じょうやまけんしゃ)、水内大社(みのちたいしゃ)などと通称されます。

延喜式神名帳に記載されている健御名方富命彦神別神社に比定されますが、飯山市と長野市に合併された旧信州新町に同名の論社があります。また、健御名方富命彦神別神社は持統天皇5年(691)龍田大社や諏訪大社とともに勅使が派遣された水内神であろうと考えられています。

元は善光寺本堂北側にあって年神堂・八幡宮と称されていましたが、明治12年(1879)現社地に遷座しました。

御祭神は諏訪大社と同じく健御名方富命。しかし、社号から考えれば健御名方富命の長子である彦神別命が妥当のように思います。

善光寺本堂の東へまっすぐ進むと、道路の左側に健御名方富命彦神別神社の朱い明神鳥居が見えます。ただし、今回は武井神社の西側の道を北に進み、石段を上って城山小学校の脇を抜けるルートを使いました。

彦神別神社(長野)鳥居扁額

鳥居に掲げられた扁額は有栖川宮幟仁親王の御染筆です。

彦神別神社(長野)境内

緑の多い境内。気持ちのよい空間ですが、毛虫もいたので注意が必要かと。

彦神別神社(長野)明治天皇駐蹕之処碑

「明治天皇駐蹕之処」の碑。境内には多数の句碑や歌碑、記念碑があります。

彦神別神社(長野)千幡社

千幡社。

彦神別神社(長野)木匠祖神社

木匠祖神社。

彦神別神社(長野)拝殿

拝殿。

彦神別神社(長野)本殿

本殿。

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健御名方富命彦神別神社の御朱印

前述のとおり、御朱印は武井神社の社務所で拝受しました。

健御名方富命彦神別神社の御朱印

健御名方富命彦神別神社の御朱印。墨書は「健御名方富命彦神別神社」。中央の朱印下は「水内大社」、右上は「延喜式内名神大社 鎮座長野市城山」、左上は梶の葉の神紋。五本足に三本梶で、諏訪大社下社と同じです。

健御名方富命彦神別神社の概要

健御名方富命彦神別神社(たけみなかたとみのみこと ひこかみわけ じんじゃ)
正式名称:健御名方富命彦神別神社 /通称:水内大社、城山県社
御祭神:健御名方富命
創建年代:不詳
鎮座地:長野県長野市箱清水1-3
社格等:式内論社(名神大)、旧県社

【由緒】
創建年代は不詳。社号から見て諏訪大社の御祭神である健御名方富命あるいはその長子である彦神別命を祀ることは間違いなく、諏訪大社とかかわりの深い神社です。

『日本書紀』によれば持統天皇5年(691)大和の龍田風神、信濃の須波(諏訪)・水内などの神に勅使を遣わしたことが記されています。水内神の名は延喜式神名帳に記載されていませんが、水内郡9座のうち唯一の名神大社・健御名方富命彦神別神社に当たると考えられています。

健御名方富命彦神別神社の論社は当社を含めて3社あります。残る2社は飯山市豊田の旧県社・健御名方富命彦神別神社と長野市信州新町水内の旧郷社・健御名方富命彦神別神社です。

当社は明治の初めまで善光寺本堂北奥にあり、年神堂あるいは八幡宮と称されました。

延文元年(1356)成立の『諏方大明神画詞』には、善光寺境内の諏訪南宮社は諏訪大社の分座であり、水内神・健御名方富命彦神別神社だとあります。

また、江戸時代の『芋井三宝記』によれば、年神堂は古写本縁起にある諏訪南宮社であり、御祭神は御年神ではなく、健御名方富命彦神別神社であろうとします。もともと健御名方富命彦神別神社があったところに善光寺が遷し祀られ、それ以来万事が仏式になったため、元の神名が失われて年神堂あるいは八幡宮と謝り伝えられたのであろうというわけです。

明治12年(1879)善光寺境内より城山公園の現社地に遷座。なお、年神堂の旧社殿は長野市高田の守田廼神社に移築されました。

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