御朱印に関わるさまざまな話題
御朱印に御利益はあるのでしょうか?
「御朱印を集めていて、何か御利益があるのか?」と聞かれることがあります。 実際に御朱印を集めている人から聞かれたことはありません。むしろ、御朱印は知っているが自分ではいただいたことがなく、宗教とは距離を置きたいが興味はあるといったスタンスの...
御朱印転売考
平成28年も年の瀬を迎えました。今年はテレビでも何度か御朱印が取り上げられ、好評だったようです。御朱印の一般への認知も進んでいるように思います。 一方で問題になったのが御朱印の転売で、新聞やテレビでも取り上げられました。そこで、一年の締めく...
書置き・スタンプの御朱印(下)
最後に刷り物(印刷物)の御朱印・納経印について考えてみたいと思います。複写(コピー)というのは最近の技術ですが、印刷物という括りにすれば、刷り物の納経印が該当するでしょう。 刷り物(印刷物)の御朱印・納経印 これまでいただいた御朱印の中には...
書置き・スタンプの御朱印(中)
次に文字部分をスタンプにした御朱印(納経印)について考えてみたいと思います。昔であれば版木押しもしくは印判というのが適切でしょうか。 スタンプ(版木押し)の御朱印(納経印) 昭和の終わり頃からの一時期、四国八十八ヶ所4番札所の大日寺が、墨書...
書置き・スタンプの御朱印(上)
Wikipediaの「朱印(神社仏閣)」の項目を見ると、 近年では寺社名や本尊の墨書せず寺社名や本尊の入った印章(スタンプ)を押す、あらかじめ書置きした別紙、墨書を複写した別紙を、渡されるもしくは貼り付けられる寺社もある。 という一文があり...
信州善光寺の御朱印
平成5年、初めての信州善光寺参拝でいただいた御朱印です。幅の狭い善光寺の朱印帳にいただいたので、少々窮屈な感じがします。 定額山善光寺は「遠くとも一度は詣れ善光寺」「牛にひかれて善光寺参り」の伝承があるように、皇室・公家・武将から庶民に至る...
御朱印帳は神社とお寺で分けるべきか?
御朱印をいただくにあたって、御朱印帳は神社と寺院で分けるべきか、という疑問を持つ人は多いようです。 そこで、この問題について考えてみたいと思います。