東京都台東区下谷3-7-5 [Mapion|googlemap]
台東区下谷の三島神社で例大祭限定の御朱印をいただきました。
三島神社(みしまじんじゃ)
正式名称:三島神社
御祭神:大山祇命
創建年代:弘安4年(1281)
例祭:6月第3土・日曜日
社格等:旧村社
http://www.mishimajinjya.or.jp/
【御由緒】
弘安4年(1281)河野通有は元寇に際し、氏神である大山祇神社(伊予国一宮・愛媛県今治市)に戦勝を祈願して出陣し、神使・白鷺の導きにより大いに戦功を上げることができました。伊予に帰った通有は「武蔵国に我を祀れ」との夢告を受け、武蔵国豊島郡の上野山内にある河野氏の館に大山祇命を奉斎しました。
古くより金杉村の鎮守として里人の崇敬を受けてきましたが、慶安3年(1650)寛永寺の造営に伴って社地移転を命ぜられ、金杉村(現在の根岸)に朱印地4石を与えられて遷座。さらに宝永7年(1710)社地が御用地とされたため、浅草小揚町(現在の寿)に遷座しました(台東区寿の本社三島神社)。
しかし氏子地より遠いため、金杉村字金杉町の火除地に御分霊を勧請しました。勧請の時期は不詳ですが、嘉永6年(1853)の尾張屋版切絵図には「ミサキイナリ」(地主神である摂社・火除稲荷の旧名)の名が見えます。また『御府内備考』には、この火除地に土蔵があり、これは金杉上町・同下町・金杉村鎮守の三島明神で、古来、両町の神輿置き場があると記されています。
三島神社例大祭の限定御朱印
社務所にていただきました。
中央の朱印は「三島神社之印」、右上は折敷に三文字の神紋、御祭神に因むスタンプが三種。左上は大山祇命に因む山、右下は磐長姫命に因む岩、左下は木花咲耶姫命に因む桜の花。
三島神社の参拝記
三島神社の河野宮司より例大祭限定の御朱印を授与することになったとの連絡をいただき、例大祭初日の6月18日午後に参拝しました。
金杉通りには各町会の御神酒所が設けられていました。各町会の神輿は御神酒所に据えられていましたが、子ども神輿がかわいらしく賑やかに渡御していました。
御朱印にも名前が入っている「雷井戸」。
昔、このあたりは雷が多く、人々が恐れていたそうです。ある時、三島神社の境内に雷が落ちてきたので、神主さんが井戸に封じ込めました。雷は二度とこの地に落ちてこないことを約束して許してもらったといいます。これに因んで、三島神社では「不落(おちない)守」を授与しています。
手水舎。吐水龍の脇の百合の花が心を和ませます。
子ども神輿が入ってきたと思ったら、何か人だかりができました。
見ると、ゲゲゲの鬼太郎の紙芝居をしていました。大きな神社のお祭りとはまた趣の違うほのぼのとしたお祭りです。
今年は陰祭ということで屋台なども少なかったのですが、本祭りの年はなかなかに盛大なのだそうです。
御社殿。御朱印拝受のために来られた方も結構いらっしゃるようでした。
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