愛知県稲沢市子生和町北屋敷1406(Mapion/googlemap)
川曲神社(こうわ じんじゃ)
正式名称:川曲神社
御祭神:菊理媛命、応神天皇
創建年代:不詳
例祭:10月21日
社格等:式内社、旧村社
【御由緒】
創建年代は不詳。延喜の制では小社に列し、『尾張国神名帳』には「従三位川曲天神」と見えます。
江戸時代には「十三権現」と呼ばれていました。これは村人が神階の「従三位」を「十三」と思い違えたことによると伝えられます。
明治5年(1872)村社に列格。同24年(1891)濃尾地震で祭文殿が倒壊し、同29年(1896)再建。現在の本殿は昭和10年(1935)、拝殿は平成11年(1999)に改築されたものです。
川曲神社の御朱印
御朱印は大神社にていただきました。
川曲神社の御朱印。中央の朱印は「川曲神社」、右上は「尾張の國 稲沢」。
川曲神社の参拝記
大神社で川曲(こうわ)神社の御朱印をいただき、場所もそれほど遠くないということで道も教えていただいたので、その足で参拝することにしました。
川曲神社は名鉄島氏永駅から東へ約500m、大神社からは徒歩で10分ほどですが、所在地は市境を越えて稲沢市になります。
参道入り口の鳥居と社号標。参道はまっすぐに社殿へと向かっており、正面に蕃塀と拝殿が見えます。
御嶽山を模した御嶽社。御嶽塚と呼ぶべきでしょうか。
東宝の特撮映画に出てきそうな手水舎の吐水龍。頑丈そうな腕を無視すれば『日本誕生』のヤマタノオロチを思わせます。黄金の立派なウロコはキングギドラのようです。
神馬と大菊花石。大神社の宮司さんが見事なものなのでぜひ見ていくようにと勧めてくださったものです。
境内社。上が八幡社と熊野社、下が天王社と秋葉社。
拝殿。尾張造でよく見られる妻入りの拝殿です。手前には蕃塀があります。
祭文殿。社殿は蕃塀-拝殿-祭文殿-本殿という典型的な尾張造の配置なのですが、祭文殿と本殿は神明造になっています。
本殿。神明造です。
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