埼玉県狭山市広瀬2-23-1(Mapion/googlemap)
広瀬神社(ひろせ じんじゃ)
正式名称:広瀬神社
御祭神:若宇迦能売命/合祀:神火産霊命、木花咲耶姫命、八衢比古命、八衢比売命、久那戸命
創建年代:伝・景行天皇の御代
鎮座地:埼玉県狭山市広瀬2-23-1
社格等:式内社、旧県社
【御由緒】
社伝によれば、日本武尊が東征の途中、この地が廣瀬大社の鎮座する大和国広瀬郡川合の地に似ていることを見て、自ら幣帛を奉り、廣瀬の神を斎き祀って武運長久・国家安穏を祈願したことに始まるとされます。
嘉祥3年(850)官社に列したことが『文徳実録』に見えます。また、延喜の制では入間郡5座の一として小社に列しています。
江戸時代は上広瀬村・下広瀬村の鎮守とされ、別当は新義真言宗の寿永山宝蔵寺(現・廃寺)でした。
『新編武蔵風土記稿』に当時は白髭明神を祀っていたことが記されていますが、『日本歴史地名大系 埼玉県の歴史』は、別当・宝蔵寺が高麗聖天院の末寺であったことから、後年になって祀られるようになったのだろうとしています。
明治6年(1873)郷社に列格、翌7年(1874)県社に昇格。同42年(1909)本殿を境内北隅から現在の位置に移し、拝殿を新築しました。
広瀬神社の御朱印
広瀬神社の御朱印。中央の印は神璽で、「縣社廣瀬神社神璽」。
広瀬神社の参拝記
埼玉県狭山市の式内社・広瀬神社に参拝、御朱印を拝受したのは平成23年4月15日。境内の桜や若葉が青空に映える暖かな春の日で、先生に引率された幼稚園児たちが遊んでいました。
神職常駐の神社ではないため、この年の正月3日に参拝して御朱印について聞いたところ、毎月1日と15日に月次祭があり、その時なら氏子総代さんが対応してくれるということでした。そこで、日を改めての参拝となったものです。
境内入口の鳥居。境内の桜の木にはまだ花が残っていました。
御神木の欅。高さ約32m、樹齢約800年。神楽殿のそばにもう1本あり、どちらも埼玉県の天然記念物に指定されています。
霞神社。旧水富村出身の英霊を祀っています。
八幡大神社と稲荷神社。
神楽殿(舞楽殿)。
太鼓楼。
拝殿。平成17~18年に大改修をしており、正面の向拝もこの時に増築されたようです。
本殿(覆殿)。
参拝後、社務所に行くと氏子さんたちが直会をしていたので御朱印をお願いし、無事にいただくことができました。
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