日枝神社 官幣大社列格百年記念御朱印帳

日枝神社朱印帳

平成27年(2015)は、大正4年(1915)に日枝神社が官幣大社に列格して百年になります。それを記念しての御朱印帳が頒布されています。

日枝神社山王鳥居

日枝神社
御祭神:大山咋神/相殿:国常立神、伊弉冉神、足仲彦尊
創建年代:文明10年
鎮座地:東京都千代田区永田町二丁目10-5
社格等:旧官幣大社、別表神社
http://www.hiejinja.net/

日枝神社は太田道灌が江戸城を築いた際、川越の山王社(川越市の仙波日枝神社)を勧請したことに始まるとされます。さらにさかのぼり、平安末期に江戸氏によって奉斎されたともいわれます。

江戸時代には江戸城の鎮護、将軍家の産土神として徳川家の崇敬篤く、歴代将軍は将軍宣下を受けると日枝神社に参拝するのを恒例としました。また、江戸の庶民からも江戸の総鎮守として広く信仰を集めました。

日枝神社旧社殿(中門と拝殿)

日枝神社旧社殿(中門と拝殿)

昭和20年(1945)の米軍による空襲で焼失した旧社殿は、明暦の大火の後、万治2年(1659)現社地に遷座した際に造営されたもので、旧国宝に指定されていました。

日枝神社、神門「皇城之鎮」の変額

明治元年(1868)には准勅祭社に列するものの、官国幣社の選には漏れ、東京府社にとどまります。しかし皇城鎮護の神として皇室の崇敬篤く、明治15年(1882)官幣中社に昇格。さらに大正4年(1915)11月10日、大正天皇の産土神であることをもって、その即位式の当日、官幣大社に昇格しました。それから今年で100年というわけです。

日枝神社境内

参拝は1月末の週末。境内は結婚式の人やら初宮参りの人やら通常の参拝客やらでいっぱいでした。

目次

御朱印帳と御朱印

授与所で御朱印帳をいただいた後、御朱印をいただくために社務所へ。すでに待っている人が4、5組いました。待つ間にも、2組ほど増えました。やはりブームなんですね。

日枝神社朱印帳 日枝神社御朱印帳

日枝神社、官幣大社昇格百周年記念御朱印帳。黒地に葵の神紋をあしらい、表には白で「官幣大社列格百年記念」、金で「御朱印帳」、裏には金で「皇城之鎮」、緑で葵の神紋、金で「山王日枝神社」、白で「官幣大社列格百年記念」「平成二十七乙未歳」。

日枝神社御朱印

御朱印は通常と同じで、特別な文言などは入らないようです。

御朱印帳の初穂料は1,000円。御朱印の初穂料は500円以上の志となっていますが、御朱印帳をいただいて御朱印を拝受した場合は、御朱印帳の初穂料に含まれることになっているそうです。日枝神社は御朱印帳の種類も多いので、せっかく御朱印をいただくのであれば、御朱印帳も合わせていただくのがよいのではなかろうかと。

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