龍尾神社

静岡県掛川市下西郷84(Mapion/googlemap

龍尾神社

龍尾神社(たつお じんじゃ)
正式名称:龍尾神社
旧称:牛頭天王、掛川天王
御祭神:素盞鳴尊、櫛稲田姫尊、毒蛇気神尊(公式サイトでは八柱御子神)
創建年代:不詳
鎮座地:静岡県掛川市下西郷84
社格等:式内論社、旧村社
http://www.tatsuo-jinja.com/

【御由緒】
創建については不詳ですが、社伝によれば延喜式神名帳所載の佐野郡・真草神社であるとされます。

掛川天王の名で知られ、古くは掛川城(龍頭山)の北東にある天王山(龍胴山)に鎮座していました。掛川城の築城に際し、龍尾山の現社地に遷座、城の鎮守とされました。

ただし、神社の公式サイトや『平成「祭」データ』によれば、鎌倉時代には龍尾山に鎮座しており、掛川城築城の際、城内の古社を遷座・合祀したとします。

後の土佐藩初代藩主で、掛川城の拡張と城下の整備を行った山内一豊をはじめ、歴代の掛川藩主により深く崇敬されました。

土佐藩2代藩主・山内忠義は掛川城で生まれ、掛川天王を産土神としていたことから、寛永18年(1641)土佐に御分霊を勧請し、掛川神社(高知市薊野中町)を創建しました。

龍尾神社の御朱印

御朱印は授与所にていただきました。

龍尾神社の御朱印

龍尾神社の御朱印。中央の朱印は「龍尾神社」。

<山内一豊と戦国時代>出世にみあう家臣募集 (歴史群像デジタルアーカイブス)<山内一豊と戦国時代>出世にみあう家臣募集 (歴史群像デジタルアーカイブス)

龍尾神社の参拝記

掛川城の北にある龍尾神社は、土佐の初代藩主・山内一豊が掛川時代に崇敬した神社として知られ、2代藩主・山内忠義は高知に御分霊を勧請し、掛川神社を創建しました。

参拝は平成21年の8月。暑い夏の日でした。

掛川駅からコミュニティバスを使うことにしたのですが、一方通行の循環ルートで、コミュニティバスらしく役所や病院、ショッピングセンターなどを回っていくため、最寄りのバス停まで約30分もかかりました(そのかわり、帰りは10分ほどで掛川駅に着きました)。

バス停から川沿いに北に向かうと、龍尾神社の鳥居が見えてきます。

龍尾神社一の鳥居

龍尾神社の一の鳥居。

龍尾神社石段

鳥居をくぐると結構長い石段。鬱蒼と茂った樹木に覆われています。

龍尾神社二の鳥居と拝殿

石段を上りきると二の鳥居、そして社殿があります。

龍尾神社境内稲荷神社

稲荷神社。御祭神は倉稲魂尊。

龍尾神社境内疱瘡神社

疱瘡神社。御祭神は大己貴尊。

龍尾神社本殿

本殿。入母屋造。江戸時代の中期に藩主の小笠原氏によって造営されました。

龍尾神社青い猫

そして世界的人気の青い猫の石像。どこか違和感があるのは、目が離れているためのようです。

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