元旦御朱印拝受(妻恋神社・紀州神社・芝東照宮)

今年の元旦、東京五社を参拝した後、正月にしか御朱印をいただけないという文京区の妻恋神社と北区の紀州神社に参拝、御朱印を拝受しました。

妻恋神社入り口

東京五社 元旦初詣巡拝(前)
東京五社 元旦初詣巡拝(後)

正月のみの対応、もしくは正月なら確実に現地で対応という神社は他にもあるのですが、たいていはすでに拝受しています。この2社もそうなのですが、紀州神社については以前とは印が変わっていること、妻恋神社に関しては、以前は書き置きのみでの対応だったのが、朱印帳へ直接書いてもらえるようになったという情報があったことによります。ネット上の画像では、朱印も書体が変わっているようでした。

ということで、東京神社を参拝した後、まずは妻恋神社に向かいました。

妻恋神社(文京区)

妻恋神社

妻恋神社
御祭神:倉稲魂命・日本武尊・弟橘姫命
御創建:不詳(伝4世紀)
鎮座地:東京都文京区湯島三丁目
社格等:
http://www.tsumakoi.jp/

JR飯田橋駅から御茶ノ水駅に向かい、聖橋を渡って北へ。元旦の都心は人が少ないとはいえ、このルートは神田明神や湯島天神に向かう人も使うので、結構人がいます。歩くこと約5分で妻恋神社の入り口へ。湯島天満宮へ向かう人は多くても、妻恋神社に立ち寄る人はごくわずか。静かな正月です。地元の人でなければ、かなり通の人でしょう。

かつては関東総司と称され、江戸の稲荷の中でも王子稲荷と並んで信仰を集め、特に初夢の縁起物「夢枕」はよく知られていました。残念ながら、第二次大戦の米軍による東京大空襲で社殿が全焼、この時に宮司さんも亡くなったと聞きます。昭和29年に社殿を再建、以来、地元氏子の2町会によって護持されてきたそうです。

妻恋神社社殿

「吉夢(よいゆめ)」を求めて参拝される方が多いようです。昭和52年に戦災で焼失したと思われていた「夢枕」の版木が見つかり、頒布を再開していたそうなのですが、平成25年、新たに奉納された日本画を元にした「吉夢」を頒布するようになったそうです。御朱印拝受の方もちらほらと見受けられました。

妻恋神社の御朱印

 

それにしても、この由緒ある妻恋神社があまり知られていないというのは本当にもったいない話です。縁結びで東京大神宮に参拝するのであれば、ぜひこちらにも合わせて参拝されるといいと思うのですが。

紀州神社(北区)

次の紀州神社は、公共交通機関では少々不便なところです。

紀州神社社頭

紀州神社
御祭神:五十猛命・大弥津姫命・抓津姫命
御創建:元亨年間(1321~24)
鎮座地:東京都北区豊島七丁目
社格等:

妻恋神社からJR御徒町駅に移動、京浜東北線で王子駅に向かいました。徒歩でもいいのですが、時間がないのでバスで移動。ただし、バス停からも少し距離があります。道路拡張で境内が削られたためか、社殿の前にスペースのない神社ですが、歩道に行列ができていました。とはいえ、東京大神宮での行列を体験してきた後ですから、どうということはありません。

紀州神社

10分あまり並んで、ようやく社殿に到着。参拝の後、御朱印をお願いしましたが、少し時間がかかるということだったので、境内でゆっくり待つことにしました。他にも御朱印目的の方がぼつぼついたようです。

紀州神社の御朱印

 

紀州神社は、以前から御朱印拝受のハードルが高い神社でした。最初に御朱印をいただいたときも、3度目の参拝にしてようやく宮司さんのお宅に家族の方がいたので、朱印帳を預けて後日受け取りに行くという形で拝受しました。現在は正月のみの対応ですが(2日までという話も)、行けば確実に拝受できるわけですから、かえって気楽かもしれません(正月だと帰省などで不可能というケースも多いでしょうが…)。

以前の御朱印は鳥居に八咫烏の神紋だったのですが、ネット上で平成25年に拝受した御朱印を見ると、神紋に「紀州神社」の黒印という非常に珍しいものになっていました。

http://kazu1950.blog.fc2.com/blog-entry-40.html(御朱印収集人)

それがぜひ欲しかったのですが、残念ながら「紀州神社」の朱印という平凡なものになってしまっていました。黒印と社名の黒スタンプでは字が重なって見えづらいということなのでしょうが、それなら社名のスタンプのほうをなくして神紋の朱印と社号の黒印だけにしたほうがよかったのではないかと…

参拝後、20分ほど歩いてJR王子駅に着いたのですが、まだ時間に余裕があるということで、芝東照宮に参拝することにしました。

芝東照宮(港区)

芝東照宮拝殿

芝東照宮
御祭神:徳川家康公
御創建:元和3年(1617)
鎮座地:東京都港区芝公園四丁目
社格等:旧郷社
http://www.shibatoshogu.com/

芝東照宮の御朱印は、通常、芝大神宮でいただけるのですが、芝東照宮の現地でいただく印は芝大神宮で授与している印とは別の印で、三つ葉葵の神紋の印が入ります。それまで、なかなか行く機会がなかったので、元旦なら確実にいただけるだろうと考えたのです。

芝東照宮

京浜東北線で浜松町へ。芝東照宮に着いたときには日が沈みかけ、提灯にも明かりが入っていましたが、参拝客は途切れていませんでした。

芝東照宮の御朱印

 

御朱印をいただいたのですが、残念なことに印が変わっており、三つ葉葵の神紋がなくなっていました…

東京タワー

夕暮れの東京タワー。

東京タワー展望台

展望台に「2014」の数字が。芝東照宮の御朱印は少々残念でしたが、穏やかないい元旦でした。

なお、先日、芝東照宮で日光東照宮の朱印帳をいただくために御朱印を拝受したところ、三つ葉葵の神紋が復活していました。

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